好き、だから好き。

Sexy Zone5人が好きです

いってらっしゃい

その日、2022年12月31日は朝から泣いた。勝利くんのブログ、Vic.Storyを読んだからだ。それで心がいっぱいになってしまい、時間がないけど「しょま。」を書き上げた。

 

やっと「しょま。」をアップして落ち着いた頃、SO GOOD DAYの更新がありまた泣いた。「マリとは言葉で言い表せない関係」、「死ぬまで一生自分の相棒はマリウス1人」、「マリウスを一生守りたいし絶対守る」。聡ちゃんのそんな言葉に涙がぽろぽろ溢れた。

そして夜。カウコン前のインスタライブで少し元気になったのにKenTeaTimeでとどめを刺された。ずるいよ、健人くん。「あいしてるよ、マリウス」だなんて、「1番、1番かわいい弟だよ」って、他にも2人弟いるのに1番て言い切って、インスタには11年前にマリちゃんからもらったクリスマスカードを綺麗にファイリングして取ってあるのアップしてるし、そんなのこんなカウコン前に言わないでよって思った。

風磨くんは風磨くんで刹那ルツブヤキに「ありがとう。本当に。」という短いけど誰に宛てたかひと目で分かる言葉を置いているし。

 

 

4人のお兄ちゃん達のマリちゃんへの言葉を聴いて心が溢れて溢れていっぱいだったけど、さすがにもうブログを書く余裕なんてなくて、マリちゃんの最後の舞台がどうなるかドキドキしながらその時を待った。

 

カウコン前のインライでは5人仲良くリラックスできている様子で、お兄ちゃん4人からお揃いのネックレス、マリちゃんからお揃いの指輪をそれぞれプレゼントし合って、セクラバにこれみよがしに(笑)それを付けており、ネックレスのイエローゴールドになった経緯などを聞くと5人の絆、運命をさらに感じた。5人のインライは普段通り楽しくわいわいと進みカウコン前にリラックスしている様子だったが、マリちゃんは昨日眠れなかった、今日も昼寝しようと思ったけどできなかったと話しており、本番大丈夫かなと私は少し心配だった。

 

そして23時45分。ジャニーズカウンドダウンコンサートが始まった。いつもなら楽しく他のグループも見るけど今年はそれどころじゃない。他グループが歌っていても全然頭に入ってこなくて、SexyZoneはまだかまだかと本当にドキドキしながらその時を待った。

 

そしてついにその時が来た。

 

SexyZoneが紹介された時、テレビ越しではあるが今日一番の大きな歓声があった。カウコンなので他グループのファンも大勢いる中、マリちゃん卒業の舞台をジャニーズファンみんなが迎え入れているようですごく嬉しかった。

SexyZoneはデビュー曲「SexyZone」を歌った。約2年振りの5人のステージ。夢にまで見た5人のステージ。絶対的センター佐藤勝利を筆頭に、最強シンメの中島健人菊池風磨、通称ふまけんがいて、さらにその脇を愛と平和の象徴シンメの松島聡マリウス葉、通称聡マリが固める。私はこのフォーメーションが世界一大好きで世界一美しいと思う。

マリちゃんは2年のブランクなんて全く感じさせなかった。マリちゃんの白い肌を映えさせるポプステコンの黒のキラキラ光る衣装を着てそれはもう堂々とステージに立っており、気品溢れる休養前と変わらない、いや前より大人になって男の色気を漂わせながらマリちゃんはSexyZoneを歌った。いつも初見は健人くんにしか目が行かないが、この日は違った。マリちゃんしか追えなかった。私が心配した事が嘘のように堂々と5人全員でSexyZoneを歌い上げた。勝利くんは最後手の平を広げいつものように5人のSexyZoneをアピールした。今まで聞いた中で1番嬉しくて誇らしくてそして最強な5人が歌うSexyZoneだった。

 

その後年越しがあり、そしてシャッフルメドレーが行われた。マリちゃんはTOKIO先輩の宙船を歌った。SexyZoneを歌った時とは打って変わって笑顔のマリちゃんがいた。宙船、SexyZoneを卒業するマリちゃんにぴったりな応援歌だと思った。

 

そしてグループチェンジメドレー。しかしSexyZoneはまだかまだかと思うが出番が来ない。何か特別に歌わせてくれるのかなと期待したらその通りだった。CM前に映し出される5人。衣装は今回のツアーで着ていたというシルバーのキラキラ光るスーツに黒地のキラキラ光るインナー。そしてそれに5人の絆、ゴールドの指輪を通したイエローゴールドのネックレスがとても映えていた。

 

これが本当に5人だけで歌う最後のステージ。何を歌ってくれるかとても楽しみだった。そしてCMが明けて5人がテレビに写った。最後に選んだ曲は「RUN」。RUNを選んでくれた事、すごく嬉しかった。聡ちゃんが復帰してから初めて歌った曲がRUNで、マリちゃんが卒業する最後の曲がRUNなんだね。最後の5人でのステージ、この1曲にどんな想いがこもっているんだろう。寂しさ悲しさはもちろん、マリちゃんへの応援、健康や幸せを祈る思い、これまで約11年の5人での想い、これからの5人の想い。文字にするには簡単だけど、こんな文字には書き出せないくらいのもっともっと大きくて深く、でも簡単に言ってしまえば「愛」としか言えない想いがこもっているんじゃないかと感じた。

 

真剣な表情もあったがマリちゃんは笑顔だった。久しぶりのこのステージを本当に本当に楽しんでいるようだった。

聡ちゃんが復帰してからマリちゃんが歌っていたパートを聡マリで分けて歌ってくれ、マリちゃんが休養してからは聡ちゃんが歌ったパートを今日はまた聡マリで分けて歌ってくれた。これが本当のRUNのパート割りだと思った。

勝利くんの力強い想いがこもった「困難な問題も難題も挑んでここでやめんなよ」も、風磨くんが1から指を広げ最後は大きな大きな5を作った「君がいなきゃ何も始まらない 合わせた手と手 掲げろ」も、聡マリが本当に愛おしい人とするように顔と肩を寄せ合いながら頭をくしゃくしゃ撫で合って歌う「街は眠るパラパラと変わっていく信号機」も(2023/01/12 追記、カウコン見直していたら本当はここ背中合わせで歌う所だから聡ちゃんは背中持って行ってるんだけどマリちゃんが聡ちゃん抱きしめる感じに肩組んで顔近づけるから聡ちゃんもマリちゃんの肩へ手を回し頭くしゃくしゃって撫でてた。聡マリ涙)、健人くんの歌詞を変えた「楽しんでいけよ」「マリウスありがとう」も、最後の大サビラストの「太陽はきっと きっとこの闇をてらすはずさ」をありったけの気持ちを、「愛」を込めて歌うSexyZone5人の想いが伝わってきて、本当に本当に素晴らしい舞台となった。

 

最後の舞台をカウコンにしたのは全国の人に見てもらえるから、そう考えてくれたSexyZoneに本当に感謝した。最後はセクラバだけの前で歌ってほしい気持ちもあったが、様々な事情がありカウコンに行きたくても行けないセクラバに100%、いや120%の全力の舞台をテレビ中継を通して届けてくれたのだ。

 

カウコンの最後はV6の「WAになっておどろう」を全出演者で歌った。SexyZone5人も全員で肩を組み笑顔で歌っていた。私は「しょま。」を書いた時勝利くんは絶対泣くと思っていた。SexyZoneみんな泣くと思っていた。だからこそセクシールーレットに1000セクシーという高額な賭けをしたのに全く外れてしまった。12月27日にマリちゃんの卒業が発表された時からマリちゃんを笑顔で見送ってあげたいしファンにも笑顔で見送ってほしいという思いをSexyZoneは通してくれたんだ。

そしてそれはジャニーズ全体がそうだった。今回のカウコン、司会の国分くんとイノッチ社長が色々とマリちゃんに話を振ってくれたり、レポで読んだが国分くんのグループ紹介をマリちゃんにやらせてくれたり、カメラでSexyZoneを抜かれる事もすごく多かった。卒業するメンバーを、グループをここまで優遇してくれるのは異例だったので本当に驚いた。そしてそれを快く思ってくれるジャニーズの先輩や後輩。昨今ジャニーズは色々問題があると言われるが捨てたもんじゃないなと思った。これだけ男女問わず海外を含めたアイドルグループが多い中、ジャニーズというブランドだけでは活躍が難しくなっている。だがこうやってカウコンで大勢のジャニーズが集まってマリちゃんを、SexyZoneを温かく包んでくれる姿は他の事務所にはない、ジャニーズならではのジャニーさんが作ってくれた長い歴史のおかげだと感謝した。

 

そしてテレビ放送でのカウコンが終了。結局笑顔で見送れたなと思いながらTwitterでレポを読んだ。テレビ放送には映らないがグループ1組ずつ挨拶をして退場していく中で、マリちゃんが最後の挨拶前、少し泣きそうになり言葉に詰まった時風磨くんが大丈夫大丈夫と声を掛けてあげたり、挨拶中風磨くんが目を赤くして俯いていたり、聡マリは2人で寄り添っていたり、勝利くんが舞台から降りる時涙が零れないように上を向いていたり、健人くんは最後までマリちゃんの肩を抱きながら一緒にはけていったり…テレビには笑顔で楽しく終わった印象があったが、本当に本当の最後はやっぱり込み上げてくるものがあったんだなと思い、それを考えると涙が出てきた。


マリちゃんは最後の挨拶で「そしてこれからも4人のお兄ちゃん達、SexyZoneの事をよろしくお願い致します。最高のお兄ちゃん達なので!」と言ったそうだ。

 

うん。任せて。これからも4人のお兄ちゃんをしっかり応援していくからね。でもそこにはマリちゃんも入っているからね。これからは芸能活動するのは4人になるけど、これからもSexyZoneというグループにはちゃんとマリちゃんも入っていて、私は5人のSexyZoneを応援していくよ。

 

当時東日本大震災があった日本に行くと言ったらドイツの空港で今日本に行くのは危険だからやめなさいと止められて、それでも日本の人を幸せにするんだと日本へやって来てくれた11歳のマリちゃん。今は世界中の困っている人達の役に立ちたいという夢を持っているマリちゃん。人を幸せにしたい、困っている人の役に立ちたいという夢はあの頃から何も変わってなかったんだね。そんな素晴らしい夢を追いかける人が私の応援するグループ、SexyZoneの一員である事を心から誇りに思うよ。今までセクラバに愛をくれてありがとう。これからは世界中の人にその愛を配ってあげてね。

 

RUNの最後に健人くんは「高く飛べよ!!」って叫んで、しょりそうは「いってらっしゃい!」、風磨くんは「いってこい!マリウス!」と言った。

 

4人のお兄ちゃん達がその背中を押して世界へ高く飛び立つマリちゃん。でも1人じゃない。いつもマリちゃんの隣には4人のお兄ちゃんがいて、FC動画で聡ちゃんが言っていたように夢は違うものになったけど、5人で一緒にこれからの道を歩んで行くことに変わりはない。だからお兄ちゃん達が言うように、さようならでも卒業おめでとうでもなくてやっぱりこの言葉が似合うのかな。

 

 

いってらっしゃい、マリちゃん!

 

 

 


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