好き、だから好き。

Sexy Zone5人が好きです

けんマリ

あいしてるよ、マリウス。


世界で1番可愛い弟。


これを見た瞬間涙が溢れた。少し前にあったインスタライブで少し元気が出て、カウコンが始まるのをやっと楽しみに待てると思ったばかりなのに。ずるいよ、健人くんて思った。

 

葉マリウスシュミッヒ成龍ユリウスくん事マリウス葉くん事SexyZone末っ子、通称マリちゃんがジャニーズJrとなったのは2011年(2010年説もあり)の事であった。そしてのちのSexyZone最年長、中島健人くんと最年少マリちゃん、2人は出会う。マリちゃんはドイツで週一回通う日本語学校の友達がジャニーズJr.を好きだった事から、元々健人くんの事を知っていたという。
11歳(お誕生日前でまだ10歳だったかも)のマリちゃんを見た健人くんは後にこう語る。「天使だと思った。その羽をもいでドイツに帰らせたくなかった。」(結構残酷w)。
ここで1枚その頃の健人くんとマリちゃんの写真をどうぞ。

 



f:id:rui104:20230115214057j:image

 

え!!??天使!?!?!?

なんという事であろう!天使は実在したのだ…!!これは健人くんが羽根をもぎりたくなる気持ちも分かるではないか!(怖い)

今ではすっかりセクシーな大天使マリウスとなったマリちゃんだが、みなさんご存知の通り11歳のマリちゃんは天使そのものだった。健人くん以外にもマリちゃんの虜になった人にKis-My-Ft2の藤ヶ谷くんが有名であろう。マリちゃんがジャニーズJr.としてキスマイのコンサートに出演した際、藤ヶ谷くんはマリちゃんの事が気になりメルアド教えてとナンパするが、マリちゃんに「なんで?」言われとあっさり玉砕。「話すことあるかなあ」と言うマリちゃんになんとか食い付き、「これから作っていくのでいいんじゃない?」というガヤさん(もはやガヤさんへ降格)。最後はどうにかマリちゃんの楽屋まで出向きメルアドをゲットするのだが、なんという事であろう!あの人気絶頂Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔くんをここまで必死にさせる天使…いや!もはや小悪魔的存在のマリちゃん!!noteで「男をドロドロに沼らす方法」を書けば2980円(税込)で爆売れしそうなマリちゃんモテ術ではないか!!やはり男は追いかけたい生き物なのだ!(注:実際そんなnoteが世の中には実在します。なぜ知っているかは聞かないで下さい…爆)
そしてそれは当時LoveHolic、通称ラブホリ先輩と言われた健人くんにも有効であった。マリちゃんにかまう健人くんだったが、初回はマリちゃんにそんなに懐かれずマリちゃんはドイツへ帰ってしまう涙。しかしそこはラブホリ先輩、腕の見せどころである。次にマリちゃんが日本に来た際には、マリちゃんをかわいがり甘やかしとにかく優しく接したそうな。するとどうだろうか!マリちゃんがドイツへ帰る前に「1週間後にドイツへ帰らなきゃいけない」と、以前は言わなかった事を言ったり、ドイツへ帰る前、ドアの前で1回立ち止まり振り返って健人くんへ手を振ったそうな。それを見たラブホリ先輩は、振り向かすのが好きだから「(自分に)落ちた…」と思ったと語っている…!!なんという事であろう!!(2回目)11歳相手に本気に落としにかかる17歳のラブホリ先輩!振り向かすのが好きなどと何気にドSな発言もぶっ込んでいるし。しかしそれは「恋人にしたいJr.大賞」で2年連続1位を取ったラブホり先輩の意地もあったのかもしれない。noteで「女をドロドロに沼らす方法」2980円(税込)で売れば大儲け…できたらいいけどこれはラブホリ先輩だから有効なのだろうか??ドS発言もあるので少し難易度が高いかもしれない。(注:そして天使であるがマリちゃんは男の子(爆))


そんなこんなでジュニア時代マリちゃんを寵愛していた健人くん。しかしふたりの関係は2011年9月29日大きく変わるのである。そう、SexyZone結成、そして11月16日CDデビューである。ジュニアの先輩後輩であったふたりは同じデビューグループのメンバーとなる。そしてそれをきっかけに健人くんのマリちゃんへの寵愛がなくなる。私は昔書いた記事にマリちゃんへの寵愛がなくなったのは、マリちゃんが天使ではなく普通の男の子だと健人くんが気付いたからだと書いていた。だがそれは違った。
健人くんはマリちゃんについて、「マリウスと僕の関係は結婚と似ているかもしれない。ただただ相手のことがかわいくて仕方ない時期から、SexyZoneという”結婚”をして同志になった。」と語っている。これを読んで私はなるほど、だから寵愛がなくなったのかと心底納得した。
健人くんはSexyZoneの最年長としてちびーず3人の保護者的役割を担ったのである。その当時はそこまで思わなかったが、今で考えると最年長の健人くんでさえ17歳。まだまだ上に先輩がいてかわいがってもらえる年齢である。それがシンメの風磨くんはともかく、他3人のメンバーは新人Jr.。歴も浅く、最年長の自分がどうにか引っ張っていかなければいけないという焦りがあったと思う。ストレス(年齢差やメンバーの事以外にもセンターになれなかった悔しさ、ジャニーさんやスタッフの厳しさなどがあったと言う)でデビュー当時は痩せてしまったという健人くん。デビューするって本当はすごく嬉しい事なはずなのに、そんな強いストレスがあったと聴いて驚いた記憶がある。

SZ10THツアーパンフレットのインタビューで健人くんは「SexyZoneは価値観も理解度も違う、周波数が合わない場所だった。」と言っている。なんとなく理解できた、というかそれを感じた事がある。それは私がファンになってからなので2014年5月以降ではあるが、映画の共演者やバラエティー、SexyZone以外のジャニーズに見せる顔とSexyZoneで見せる顔が違うのである。特にバラエティーは笑顔でいる事が多く(バラエティーなので当たり前かもしれないが)、年上の芸人さんとだから安心していられるのかな?などと思うと同時に、SexyZoneの中でもあの笑顔が見たいと思い、やはり最年長であるから気が抜けない事やメンバーの関係性(ふまけん冷戦期など)もあるためかと思うと寂しく感じた。

そんな周波数が合わない場所ではあったが健人くんは健人くんでできる事はやっていたし、下のメンバーのフォローも行っている。


2014年に放送されたStand&Run。Sexy Secondツアー初日のステージ裏でマリちゃんがPARAISOを歌っている時健人くんはこう言った。
「昨日ふたりきりで話し合ったんですよ。(マリウス)「僕は今まで誰か人のためになる事を必ずやりたいと思っていた」だから、今日のPARAISOのコーナー絶対お前大切にして歌えよって俺言って、(マリウス)「スペシャルに一歩近づくために頑張る」って。すごいよね。俺とマリウスの会話ってちょっとね、次元がちょっと違うのよ。でもあいつちゃんと将来の事見てるし、まあなんか話しやすい。」
この時デビューしてから2年経っており、しかしまだ健人くんがインタビューで言っていた周波数が違う時代ではあるが、マリちゃんも11歳から14歳(正確に言うとこの時はお誕生日前なのでまだ13歳ではあるが)になり少し大人に近づき、日本語でのコミュニケーションが取りやすくなったのはもちろん、マリちゃん天性頭の良さ、人を幸せにしたいという気持ちや愛についてもっと具体的に言葉に出して表現できるようになったのであろう。健人くん20歳、マリちゃん14歳。10代の6歳差は身体にも精神的にも大きいが、しかし6歳歳上の健人くんから「話しやすい」と言われるマリちゃん。20歳と14歳が愛や幸せ、夢について語る。これこそけんマリがファビュラスと呼ばれる所以ではないだろうか。
そしてこの話がインスタに2022.12.29投稿された、けんマリホテルディナーの写真だということに気付き点と点が繋がった…のだが、この記事を書くに辺りテレビ誌を見返していると、(ツアー中のホテルの話でマリちゃんは部屋を色々移動。聡マリちゃんは同室だったがマリちゃんは風磨くんの部屋で寝ることが多かった。)「(マリちゃんと)部屋で色々人生相談していた後「じゃあね」って言うからどこ行くの?って聞いたら「違うとこ」って。俺の部屋では寝てくれない笑。」と健人くんが言っており、きっとけんマリで次元が違う話をした後、天使は天界から下界へ降りて普通の男の子になり風マリの世界が繰り広げられていたんだなと思うと、さらに点と点と点が繋がり尊さすら感じる気がするのであった涙。

そして2018年にも、ツアー中一度はマリちゃんが健人くんの部屋へ行き人生や生について、また大人になったマリちゃんはビジネスについても熱狂の議論をすると話しており、きっとずっとツアー時期は昔からそうやってけんマリで少し次元が違うファビュラスな話をしてきたんだなと思うとまた尊さを感じるのである。ちなみにその熱狂の渦に聡ちゃんが巻き込まれるそうな笑。それを聞いた勝利くんは「うわー、大変(笑)。」そのしょりそうの差もまたおもしろい(笑)。

 

そしてついに来ました!ノルベサデート!!なぜふたりがノルベサへ行ったか。観覧車デートをしたか。どんな約束をして指切りをしたのか。想像するだけでニヤつくではないか!!←
きっとマリちゃんが観覧車乗りたい!とか言ったんだろうな。しょりそうはまだ18歳未満で夜は外出できないし、風磨くんははいはいって面倒臭くて流してそう。そして健人くんは…観覧車を乗りたがるマリちゃんをかわいいと思ったのか、それとも自分も乗りたいと思ったのか(思いそう!そういうとこだよね、けんマリ!!)。ふたりでこっそり抜け出して行くかって話になったんだろうな。なんかもうわくわくするふたりが安易に想像できる。そういうの好きそうなふたり。
(o'ω'o)こっそり出てこいよ。気付かれてないか?
(* '-')大丈夫だよ!健人くん♡
みたいな会話があったんだろうなあ…で、タクシーでノルベサ向かったのかなあ。それでふたりで観覧車乗って(もちろん健人くんが観覧車代出すから(* '-')健人くんありがとう♡って会話も必然!!)、(o'ω'o)写真撮ろうぜって2ショットも撮ったのかな…それで観覧車が一番上まで来たまさにその時!秘密の約束してさ、指切りまで!!しかもちゃんと写真まで残しているなんて…かわいすぎるやろ!!!爆爆爆(あくまで妄想)
ちなみにこの話が全世界に露出したのが2019年の札幌でのPAGESコンMC。すすきのの思い出としてふたりで観覧車に乗った事を話したそうな。マリちゃんがまだ天使感が残っていて、カップルみたいだったと健人くん。うん。写真見たらデートしているのがめちゃくちゃ伝わってくるよ!?それまで5年もの間2人だけの秘密で(抜け出した事がバレたら怒られるから笑)(ちなみにテレビ誌には健人くんと観覧車乗った写真をスタッフさんに嬉しそうに見せるマリちゃんの情報が出ていたが場所などは分からなかった)、インスタによればこの話題はよくふたりの間で出るそうで、本当にキラキラした楽しい大切な思い出になったんだろうなって思った。
そしてその思い出をセクラバに、いや全世界の人々へ公表してくれて、インスタに写真までアップしてくれて本当にSexy Thank you!しかしそれで収まる話ではないのがノルベサなのだ!!
なんと!なんとですよ!?#が

 

#2人で駆け落ちノルベサ!!

 

もう駆け落ちって言ってるし涙涙。そうだよね。誰にも言わずふたりだけでこっそり抜け出したんだもんね。それはもう立派な駆け落ちなのである!!インスタを眺める度に尊い気持ちでいっぱいになり、軽く白飯5杯はいけますね!というパワーが湧き出てくる。

 


f:id:rui104:20230115213453j:image

 

 

改めて初期(と言っても本当の初期は知らないけど涙。悔しい涙。)を掘り返せば健人くんがマリちゃんに愛を注いだのってすごく分かる。それはもちろん今回の記事には書かないがマリちゃん以外にも聡ちゃんにも勝利くんにもだ。

 

私はけんマリは5人でいる時けんマリが発揮されないように感じる。他の組み合わせは5人いてもどこかでふまけんやらしょりそうやら聡マリやら∞…に感じ取れるのだが、先程のホテルでの会話やノルベサデートのようにあくまで私が好きなけんマリはふたりだけの世界になってこそ本領発揮できると感じている。
私はふたりのラジオが大好きだ。ファビュラスはまた別として、ふたりにしか出せない空気感、それはもちろんどの組み合わせにもあるのだが、けんマリはパラレルワールドに行ったかのような不思議でとてもおもしろい空気感があったのを覚えている。例えばいきなり健人&マリーの夜ドラSexy東京ラブストーリーが繰り広げられたり、こういう男女恋愛ドラマ展開ができるのはけんマリの象徴であり、健人くんの発想についていくマリちゃんのすごさがある。ちなみにけんマリラジオすごく好きだったのに録音していないから詳しく覚えてないし、SNSも厳しい時代になり昔の音源が見付からず本当に悔やまれてならない涙。

また私がTwitterで自分自身の過去のツイートを検索した時こう書いてあった。

「色んな組合せあるけどけんマリもいいよね、、愛の伝道師二人的な、、」
(15.8.6)

なるほど!愛の伝道師!!何を見て聴いて愛の伝道師と思ったかは全く覚えていないが、今思うと愛の伝道師ってふたりにぴったりな言葉だなと思う。やはり昔けんマリについての記事を書くべきであった涙(そこ!?)。

 

ドイツの裕福な家庭で生まれ育ったマリちゃんと、日本の裕福の家庭…かははっきり分からないがお母様がかなり躾に厳しく、幼い頃よりレディファーストを徹底的に叩き込まれる家庭環境で育った、海外思考が強い健人くん。家庭環境もあってか、ファビュラス、ロイヤルなふたりとも言われることが多い。
しかしそういうのを抜きにして、健人くんの発想はいつも飛び抜けている。Johnny'sWebでのKenTeaTimeの動画や音声、#、Twitterライブなどジャニーズの誰もこれまでやっていない事を考え、それを実現している。しかし時代より二歩、三歩先に行く健人くんの発想や思考はなかなか最初は理解が難しいかもしれない。それが周波数が合わないに繋がるのかもしれない。
そしてこれは私の自論だが健人くんは自分を好きな人が好きだ(語彙力がなくて申し訳ない)。2022年のSexyZoneカレンダーにあるメンバーアンケートにも健人くんの取扱書に勝利くんは「認めることじゃないかな」、風磨くんは「一日一褒。とにかく褒めてあげて。」と書いてある。また健人くんも自分の取扱書として「俺の栄養素はカッコいいって言われること」と書いてある。私自身、健人くんはなんでこんなにセクラバに優しいのだろうと思ったことがあったが、それはきっとセクラバが自分(健人くん)の事を好きだから。SexyZoneのファンだから。もちろんそれだけではないだろうが、自分を好きだからこそ、その想いをさらに倍にしてセクラバに返してくれる人だと感じる。だからこそ余計に自分の意見に対して理解を示して貰えない時は周波数が合わないと感じる事も多いのかもしれない。
日本ではそういう時少し違った目で見られがちになってしまうのであるが、ドイツで育ったマリちゃんはどうだろう。いや、ドイツ育ちは関係ないかもしれない。マリちゃんはマリちゃんだからこそ、そういう時決して否定的な事は言わないであろうし、意見が合わない事こそ個性の一つとして賞賛すべき事と分かっていると思う。むしろ発想的な事で言えばSDGsという言葉が今より流行る前に、ツアーグッズで作った「ここらで一旦僕らと一緒にエコのことを考えてみよ?My Sexy ストロー」を提案したマリちゃんの最先端な知識はもちろん、地球を包む愛や優しさ、その考えに感服するばかりである。
このように内容は違うにしろ、時代の二歩、三歩の考えを持って、人のために行動しているのはけんマリの共通点ではないだろうか。


健人くんがマリちゃんへ送った2022.12.31のKen Tea Time。「あいしてるよ、マリウス」「世界で1番可愛い弟」「すごく寂しいよ」という言葉に涙を流したと同時に本当に驚いた。実はこれがこのブログを書こうと思った一番の理由かもしれない。私は8年半セクラバをして中島健人担を名乗っている。基本かわいいかっこいいしか言わないので深くアイドル中島健人を理解してはいないと思う。心理学を学んだ事もないし、ただのいちファンだ。でも少しくらいは健人くんの事を分かっているつもりでいた。なのに、1番、1番大切な肝心な本当に彼の中心部が分かっていなかった。
私は健人くんはマリちゃんの卒業を発表したFC動画で話したように、「新たな夢を見付けた、その人間の背中を後押ししない選択は違うんじゃないか。自分達も夢を追いかける立場としてマリウスの選択をメンバー、セクラバみんなから応援してあげれると嬉しい。」そんな前向きな言葉だけを送ると勝手に思っていた。もちろん健人くんは愛に溢れた人でサービス精神旺盛で握手会でもすごい神対応が有名である。ただ、私から見た中島健人は優しくはあるが最後まで踏み入れることができない人である。過去の記事にもそのような事を少し書いたがその印象が今でもある。2023.1.7のらじらーでも京セラドーム公演後のホテルでのクリスマス会について風磨くんが「中島さんあまり来ないのにクリスマスは来たから」と発言していた。らじらーの企画で、健人くんが一年で一番好きなイベントは何という質問に対して全員クリスマスと解答し、健人くんがなんで分かったの!?と嬉しそうだったのはとてもかわいかったのだが、私は普段やっぱりそういう席には来ないんだと感じた。
やはり健人くんはパーソナルスペースが狭いようで広いと思う。ある一定まで仲良くなる事は彼は得意で、どんな初見の人ともある程度仲良くはなれると思う。ただ、最後の一線を踏み越える事のできる人はどれだけいるのだろう。昔の雑誌(2016)には彼女が部屋に行きたいと言ったらなんと答えるという問いにダメだと書いてあった。理由は家に人を入れたくないタイプだから(でもめちゃくちゃ好きだったら入れるとも書いてあったがめちゃくちゃ好きじゃない彼女とは一体…爆)。もちろん昔の雑誌なので今は違うかもしれないが、彼女ですら部屋に入れたくないんだと思うと健人くんの最後の一線を超えるのは本当に大変なことだと思う。
反対に風磨くんは人見知りではあるが一旦踏み込めば一気に風磨くんの中まで入ることができると思う。初期の段階から家にメンバーが遊びに行っていたというのも納得だ。もちろんそれは本人の性格的なものや育った家庭環境でも違いがあるのでどっちがいいとか悪いとかではないのだが。

今回この記事を書きたいと思いつつ、書こうとすると健人くんの事が分からなくなってしまい、友達に中島健人はどういう人かと尋ねてみた。
その答えが「昭和の男前な男」。
あんなにきらきら輝いてかっこよくて優しくてモデルウォークしながらiPad片手に最先端な事を考えている令和の時代に、その「昭和の男前な男」が私の中でぴったりはまった。
健人くんは弱さを見せない人と思っていた。絶対にできないとは言わない、今までも辛い試練があっても自分を鼓舞し常に前向きな姿勢を見せてくれた。またかなりの負けず嫌いで勝負事には本気も本気になり、例えそれがまだ小さかったちびーずに対してもで、勝つと存分に喜び、負けると存分に悔しがる。まさに昭和の男だ。
だからこそ、SexyZoneの最年長、特攻隊長としてデビュー当時からドラマや映画、舞台に忙しい日々をこなし、SexyZoneという名を売るために、グループでてっぺんを取る事を目標にこれまでやってきたのだ。

だから健人くんがマリちゃんに対してあいしてるよと言った事、寂しいよと言った事は衝撃だった。自分の内側を見せない昭和の男が言わないであろう事だから。

もちろんマリちゃんはSexyZoneの大切なメンバーであり11年間一緒に戦ってきたメンバーだ。ただ、やはり最後の一線をメンバーと言えど超えることができないのではないかと私は思っていた。でも違った。きっと最後の一線をマリちゃんも風磨くんも勝利くんも聡ちゃんも超えているんだ。どなたかのブログで健人くんがメンバーに頼る事ができるようになってすごく安心したと書いてあるのを見た。それを思い出した。デビュー時から最年長の自分が下の子達を引っ張っていかなければ、SexyZoneを売れさせねばとずっと最前線でやってきた。でも今は下のメンバーも成長して各個人の仕事も増えて、そしてずっと目標にして来たドーム公演を11年目で開催する事ができて…。だからこそドーム公演初日、健人くんがSexyZoneとしている中で初めて涙を流したんだ。弱さ…という訳では無いのだが、1人じゃない、そこには4人の頼りになる仲間がいて、SexyZoneのメンバーがいるからこそ常に強くいなくてもいいと思ってくれたのではないだろうか。内側を見せてくれても大丈夫と思ってくれたのではないだろうか。

 

そして最後の謎。健人くんがマリちゃんを「1番、1番かわいい弟」と言う理由。他にも弟2人いるけどな?と思い、不思議で堪らなかった。もちろん他の弟もかなり成長して弟というより頼れるメンバーになっているのは間違いない。でもそれはマリちゃんにしても同じことだ。ならば年の差がありただ単に一番年下だから?とも思うが、他にも安易な推理で、インスタに上げたノルベサデートやクリスマスカード、サッカーのユニフォームはどうだろう。ノルベサは先程語った通りけんマリの大切な大切な思い出であり、クリスマスカードは綺麗にフォルダーに入れられ、ユニフォームはクローゼットに飾っているという。それが答えなのかな。私は他にも毎年マリちゃんが季節のイベント毎にお菓子を手作りしてみんなに渡した事を思い出した。
健人くんはそういうマリちゃんがとてもかわいくて堪らなかったんじゃないかな。そして私自身、今回この記事を書くことで健人くんがどれだけマリちゃんをかわいく思ってあいしているか改めて感じる事ができたのだ。なぜ健人くんが「あいしてる」と言ったのか、「1番、1番、可愛い弟だよ」と言ったのか、「寂しいよ」と言ったのか。理由は本当に簡単だった。


FCでマリちゃんの卒業を発表したコメントにある健人くんへのメッセージに「健人くんのエンターテイメントやファンの方々に対する情熱と愛情は、いつも僕の背中を押してくれて、エネルギーとなりました。」と書いてあった。
先程も出た、2014年Stand&Runでの健人くんの言葉。
「今日のPARAISOのコーナー、絶対お前大切にして歌えよ」
そして2023.1.6に放送されたRIDE ON TIME、健人くんがSexyZone最後のパフォーマンスをするマリちゃんへ送った言葉。
「後悔のない時間を過ごせよ。アイドルとして最後の時間だから。」
SexyZoneになって11年間、こうやって健人くんはマリちゃんへアイドルとしてあるべき姿、考え方を見せてくれマリちゃんへ想いを伝えていたんだ。マリちゃんもそれをしっかり受け止めて成長した。

そして2014年3月のQrzoneで健人くんはマリちゃんにこう言っている。
「プライベートで何かすげー地球を揺るがすくらいな事があったらまず俺に言え。」
そしてマリちゃんへ送ったKenTeaTime最後のPSに書いてある言葉。
「何かあったらいつでも言いなよ。困ったらすぐに助けるからな。」

SexyZoneがデビューして11年経って、みんな大人になってメンバー同士で頼ったり頼られるようになったり関係性は変わっているんだけども、やっぱりマリちゃんへ対する健人くんの想いは昔も今も変わっていない。

 


小さい頃からマリちゃんのみんなに幸せになってもらいたいという気持ちや行動を11年間見てきた健人くん。自分に憧れていると言ってくれ、遥かドイツの家には健人くんのポスターが貼られたその部屋の持ち主、ドイツから来たかわいいかわいい天使は同じSexyZoneのメンバーとなり健人くんにとって1番、1番、可愛い弟になった。それは11年経った今でも、そしてこれからもずっと変わらないんだ。

 

 


f:id:rui104:20230115213627j:image