好き、だから好き。

Sexy Zone5人が好きです

とりあえず現状と向き合う

 

「健人くんが大変!」

2024年1月8日。突然友達からLINEが来た。

何事だろう!?と頭をよぎったのは健人くんの「熱愛発覚」「結婚」「事件」「事故」「病気」などであった。

私は急いでXを開いた。TLをスクロール、そして思考が停止してしまった。

「なんで!?健人くん!?」

「こんなの信じられない」

「どうして!?」

そこには中島健人くんがSexyZoneを脱退する悲しみと驚きのポストが溢れていた。

『脱 退』

本当にそれだけは私の思考に全く思い浮かばない言葉だった。

混乱し分からないままFC動画を観たけど、理解…というより感情が追いつかなかった。

・SexyZoneを抜けてソロになる
・事務所は辞めない
・前向きな決断
・メンバーもみんな健人くんを応援している
・ドームで発表しようかと考えたがそれはやめてこのタイミングでの発表にした

動画の内容はこのような感じだった。実は一度しか見ていないから内容をきちんと覚えていない。

でも何がどうしたって、なんで?どうして?メンバーは止めなかったの?健人くんはセクゾを辞めたかったの?という辛い感情と疑問ばかりが残ってしまった。

マリちゃんの卒業は納得できた。寂しいけどマリちゃんの身体を第一に思うと、マリちゃんに元気に過ごしてほしいという強い思いがあった。そしてマリちゃんがいなくてもSexyZoneは5人であるという絆をメンバーが示してくれたから納得できた事でもあった。

突然の出来事に1人では気持ちの整理が出来ないため、友人に電話をした。すると友達から意外な言葉が出てきた。

友人はSEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterII in DOMEのオーラスに入っており、そこで友人はコンサートで何かを察しており、今回の健人くん脱退を知りこれだったんだと腑に落ちたそうだ。改名も絡んでいるとはいえ、あそこまでの盛り上がりやメンバーの空気感に違和感を感じたそうだ。

これは他の友人にも確認したが、確かに解散コンサート!?と思うくらいの凄さがあったと言っており、Xからの楽しそうなレポだけでは伝わらないその場の空気感、雰囲気、臨場感を肌で感じる事がどれだけ大切か改めて分かった。

前のブログで「We are SexyZone!」をやる気満々で書いたのだが、それが全く見当違いな、実はもっともっと大変な重大な事が裏には隠されていて、それを知らなかった、分からないまま記事を書いた事が本当に恥ずかしくもあり悲しい気持ちにもなった。

私は失恋した時同様にずどーんと落ち込んでしまい、2日程どん底にいた。2日で済んだのは、友人が辛い時は「おっさんずラブ」を観よ!と言ってくれたおかげだ。

私は「おっさんずラブ」のはるたん、牧くん、部長のおかげでどうにか食欲や睡眠に影響が出ない範囲で窮地を切り抜ける事ができた。

しかし、あんなに楽しみにしていた健人くん主演の「リビングの松永さん」やそれに関する番協が観れないでいた。また新曲でありSexyZone最後のシングル曲「puzzle」も購入したはいいが、それすら未だに特典映像を観る事が出来ずにいる。

体調的に春先は苦手な季節という事があるが、どうしても健人くんに向き合うエネルギーが出ず、健人くん脱退という事実に向き合う事を避けているためか観る気になれないのだ。

そんな感じで1月から逃げて避けて体調を保っていたのはいいが、気付けばSexyZone最後の日まであと3日に迫ってしまった。さすがにこのままではいけない!そう思い、とりあえずSexyZoneがSexyZoneであるうちにこのブログを書き始めたのである。

しかし全くSexyZoneを避けていた訳でもない。

YouTubeで「puzzle」MVは観たし、インスタやFCWebは欠かさずチェックしている。

特に聡ちゃんは鉄腕DASHでお茶の間のみなさんに好印象を持ってもらっており、昔から聡ちゃんの良さをみんなに分かってほしいという夢が叶えられて嬉しい限りである。

そして健人くん脱退に対するメンバーの想いを知る事は、自分の中の疑問を少しでも解決するために必要な情報だった。

特に風磨くんのQrZoneはセクラバにとって答えとはいかなくとも、大きく納得できる物になったのではないか。

シンメだからこそ、健人くんの全てが分かるからこそ止められない。家族や友人だったらもう少し引き止めたという発言。
なんでメンバーはもう少し引き止めてくれなかったのかと思っていたが、シンメを出されると何も言えない。

だって「ふまけん」だもの。

このブログでも「ふまけん」を題材に記事を書いた事があるが、その時以上にその絆は固いものになっている事は間違いない。
その「ふまけん」当事者の風磨くんが健人くんがやりたい事や今後についてきちんと理解して背中を押すって言うんだったらしょうがないじゃないか。

これはもう私達ファンはもちろん、もしかしたらメンバーの勝利くん、聡ちゃん、マリちゃんにも分からない次元かもしれない。
「ふまけん」だからこそ通じる物があるんだ。

そして本当にメンバーは健人くんの脱退を納得した上で前向きに応援してくれているんだなと理解できた。

そして私は数年前の「RIDE ON TIME」を思い出した。もしかしたら風磨くんは分かっていたのかもしれない。

RIDE ON TIME」で10年後のグループについて聞かれ風磨くんはこう答えた。

「無理やり5人でいるっていうのも違うと思いますし。だから祈るしかないんですよ。頼む、どうか、このまま皆の気持ちが20周年にって。」

この時は風磨くんこんな事思ってる!?実は本当にネガティブだよね!?と驚いた事を覚えている。
私は当たり前のように5人揃って20周年をお祝いできると信じていた。

聡ちゃんが休養し、でも復帰して、でもマリちゃんが休養してマリちゃんは卒業してしまい、でもマリちゃんは卒業してもSexyZone5人には変わらない、でも今回の健人くんが脱退して、そしてSexyZoneが改名する…。
今回は次の「でも」がない事を思い知らされた。

風磨くんの「祈るしかない。このままみんなの気持ちが20周年にって。」という言葉の意味。

今だから改めて分かる、風磨くんは昔からジャニーズ(今はSTARTO)という組織のアイドルグループを、そしてSexyZoneをよく観て理解していた事。

そしてある時私はふと思った。勝利くんはドームの挨拶で言っていたように国立に立つ事を目指しているけど、健人くんは国立に立つ事は目指していないんじゃないか。

その時妙に納得できた。だから別々の道を行くのかと。

ファンの人を喜ばせたい、笑顔にしたいという最終的な想いは同じだとしても、そこに行く過程が違うんだろう。

健人くんはSexyZone最後のQrZoneで、「メンバーに迷惑が掛かる、自分のやる事でメンバーに迷惑が掛かるんだったら自分の道を貫くしかない」と言っている。

迷惑が何なのかは分からない。Xでは健人くんの海外進出の事かもと言っている人がいて、私はそれはそれで納得できるなと思いつつ、もしかすると全然違う事かもしれない。
メンバーだからこそ迷惑を掛けていいんじゃないかと思ってしまった私は甘いんだろうし、やっぱりまだ現実から目を背けてしまっているんだろう。

ただ健人くんがKen Tea Time で「最後に辿り着いた場所で横を見たら案外Sexy達がいるかもしれない」と言っていた言葉。

それもまたおもしろいなと思った。今は別々の道を進むけど最終的に目指す場所は一緒。

だからこそ、いつか道は交わるかもしれない。実は20周年、健人くんがSexyZoneのメンバーとしてまた一緒に4人(5人)といるかもしれない。

そんな未来もいいなって思った。

勝利くんがラジオで言っていた。
SexyZone5人全員がSexyZoneから卒業する。

5人のSexyZoneに一番こだわっていた勝利くんから出た言葉にぐっと来た。5人がSexyZoneを卒業して新しいステージに向かう。それは私達セクラバも同じ。

SexyZoneは無くなるけど、マリちゃんを含めた5人全員が必ず私達セクラバに新しい景色を見せてくれる。寂しいけど悲しいけど未来を信じて未来を観なくてはいけない。

私の天才的なアイドル様はいつも時代の一歩先を行く人だから。ファンになって9年11ヶ月。これからもそんな中島健人くんを応援していく事に間違いはない。

そしてもちろん菊池風磨くん、佐藤勝利くん、松島聡くん、マリウス葉くんを応援していくんだ。

その先にはSexyZone5人の笑顔がきっとあるから。

 


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